ニュース 金融 作成日:2015年12月1日_記事番号:T00060687
兆豊国際商業銀行(メガ・インターナショナル・コマーシャル・バンク)は30日、スマートフォンに内蔵されたモバイル現金自動預け払い機(ATM)カードが年内にも台北市内のATM5~6台で利用可能になると発表した。引き出し上限額は通常カードと同様に1回当たり2万台湾元(約7万5,000円)、1日当たり12万元となる。1日付聯合報が伝えた。
当面は同行のATMでのみ使用でき、他行ATMでの引き出しはできない。
台湾銀行業界では複数の銀行がカードレスでの預金引き出し導入を計画しており、中国信託商業銀行(CTBCバンク)は静脈認証による預金引き出しの試験導入を開始。また、台新国際商業銀行もモバイルアプリで引き出し額と暗証番号を設定すると、ATMでカードなしで預金が引き出せるサービスを準備している。現在2行は行員によるテストを実施している。
このほか、玉山商業銀行(Eサン・コマーシャル・バンク)、台北富邦商業銀行も金融監督管理委員会(金管会)にカードレス預金引き出しの導入意向を表明済みだ。
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