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高鉄苗栗・彰化・雲林駅が開業、始発乗車率70%


ニュース 運輸 作成日:2015年12月1日_記事番号:T00060688

高鉄苗栗・彰化・雲林駅が開業、始発乗車率70%

 台湾高速鉄路(高鉄)は苗栗、彰化、雲林の新3駅がきょう1日開業した。午前6時18分に左営(高雄)駅を出発した上り各駅停車の始発便が新3駅で多くの乗客を乗せ、午前8時36分に台北駅に到着。乗車率は70%だった。自由時報電子版などが報じた。


高鉄雲林駅の開業式典には、馬英九総統(中)や李進勇雲林県長(左4)が参加した(高鉄リリースより)

 雲林駅で乗車した女性は、これまで雲林県の親族を訪ねるのに高鉄で台中駅まで行き、別の交通手段に乗り換えていたため3時間以上かかっていたと説明。「高鉄は速い。待ちに待った開業だ」と喜びを語った。

 高鉄によると、1日に新3駅のいずれかを出発、または到着する乗車券の予約者数は延べ5,400人で同日乗車券の予約全体の36%を占めたと説明。ただ高鉄利用客の約6割は乗車券を当日購入するため、新3駅の利用者数はさらに増えると予想した。

 新3駅開業に伴い高鉄は1日から新たなダイヤと運賃体系を導入した。運行方式は従来の4種類から7種類に、1週間当たりの便数は従来の954便から964便に増加。運賃は2013年10月以前の水準へ約10%値下げした。