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「元祖串かつだるま」、台北中山区に出店


ニュース 商業・サービス 作成日:2015年12月1日_記事番号:T00060691

「元祖串かつだるま」、台北中山区に出店

 大阪・新世界発の老舗串かつ店「元祖串かつだるま」の台湾1号店「串炸達摩」が台北市中山区長安東路一段にきょう1日オープンした。


元祖串かつだるま台北店では午前のオープン前に並んで待つ客の姿が見られた(元祖串かつだるま提供)

 元祖串かつだるまは1929年創業。単品メニューを1品ずつ注文し、共用の容器に入ったソースにつけて食べるのが基本的なスタイルだ。衛生確保のため「ソースの2度漬け禁止」ルールが設けられている。日本の店舗を訪れる台湾人観光客が多く、台湾で同じ味を提供しようと台北進出を決めた。

 台北店では小麦粉、パン粉、ソースを日本から輸入。価格は1串20台湾元(約75円)からと日本同様の価格帯に設定した。最も高いのはウナギで1串70元。大阪セット(7串、210元)などのセットメニューも提供する。営業時間は午前11時半〜午後10時。座席数は56席。

 最近は日本の飲食店の台湾進出が相次いでいる。大阪発のカレー専門店「いずみカリー」は10月1日に台北駅近くの京站時尚広場(Qスクエア)地下3階でオープン。名古屋発の鍋料理店「赤から」は11月11日に台北市中山北路一段で台北旗艦店を開いた。江戸前天丼の専門店「金子半之助」は11月10日に微風広場(ブリーズセンター)台北駅店2階に出店。広島発のクリームパンで有名な「八天堂」は11月13日からQスクエア地下3階に臨時カウンターを設けている(来年1月12日まで)ほか、11月20日には環球購物中心(グローバルモール)の板橋店(新北市)で本格オープンした。手羽先で有名な名古屋発の居酒屋「世界の山ちゃん」は11月28日に台北都市交通システム(MRT)市政府駅近くの忠孝東路五段に出店した。