ニュース 石油・化学 作成日:2015年12月1日_記事番号:T00060694
東帝士(トンテックス)集団の陳由豪・元董事長が投資した中国の台湾系石化メーカー、翔鷺石化(福建省アモイ市)について、中国の金融機関や証券会社が債務不履行リスクを指摘した。1日付自由時報が伝えた。
投資銀行の中国国際金融公司(CICC)はこのほど、翔鷺石化など中国企業5社に債務不履行リスクがあると指摘した。翔鷺石化は12月28日に7億人民元(約130億円)の社債償還を控えている。
翔鷺石化は高純度テレフタル酸(PTA)の供給過剰などで経営が悪化し、今年第3四半期は2012年以降で最大の赤字を計上。CICCは翔鷺石化の9月末時点の現金・現金同等物の残高が13億人民元しかなく、同社の短期債務の18%しか賄えないとの見方を示した。
翔鷺石化をめぐっては、CICC以外にも国泰君安証券、海通証券などが同様に債務不履行リスクを指摘している。
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