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AVCの武漢工場、新棟2棟が来年稼働


ニュース 電子 作成日:2015年12月1日_記事番号:T00060698

AVCの武漢工場、新棟2棟が来年稼働

 放熱モジュール世界最大手の奇鋐科技(AVC)は業界見通しを好感して生産拡大を続ける。中国湖北省の武漢工場の新棟2棟はそれぞれ来年3月、8月に稼働する予定だ。1日付経済日報が報じた。

 証券会社によると、AVCの2013〜15年設備投資額は約16億台湾元(約60億円)だが、来年は武漢工場の新棟稼働により11億〜12億元へ減少する見通しだ。

 AVCの今年の製品別売上高構成比は、▽デスクトップパソコン・サーバー用放熱モジュール、34%▽筐体、25%▽通信設備用ファン、12%▽ノートPC用放熱モジュール、8%▽その他、8%──。主要顧客は▽聯想集団(レノボ)▽華為技術(ファーウェイ・テクノロジーズ)▽中興通訊(ZTE)▽デル▽アップル──など。

 証券会社は、AVCは来年、デスクトップPC、PCシャーシ、サーバー、ノートPC事業で売上成長が見込め、全体で2桁増収になると予想した。