ニュース 電子 作成日:2015年12月1日_記事番号:T00060699
電子機器受託生産大手、和碩聯合科技(ペガトロン)のエンジニア4人と友人の計5人が、インド洋のセーシェルに設立した会社を通じてペガトロンに放熱モジュールの原材料を独占的に供給し、ペガトロンが他社と価格交渉を行う余地を阻害したとして、検察当局は30日、5人に対し事情聴取を行うとともに、関係先9カ所を捜索した。1日付自由時報などが伝えた。
問題のエンジニアらは、社内で放熱モジュールの開発、試験に携わり、原料調達に関する事実上の決定権を握っていた。
エンジニアらは内部情報を利用して他社よりも価格や納品時期で優位に立ち、5人がセーシェルに設立した「徳聖電子」は2013年4月から今年5月までペガトロンと100万米ドルの取引を行った。検察は徳聖電子による納入独占でペガトロンが被害を受けたと判断した。
ペガトロンは「検察の捜査に協力していく。捜査中の案件であり、コメントは差し控える」とした。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722