ニュース 電子 作成日:2015年12月1日_記事番号:T00060702
中国の半導体パッケージング・テスティング(封止・検査)最大手、江蘇長電科技が30日、「重大な資産の再編計画を進めており、当社株価の異常な変動を回避し、投資者の利益を守る」ことを理由に、同社株式の取引を一時停止したことを受け、市場では矽品精密工業(SPIL)、台星科(ウィンステック・セミコンダクター)といった台湾の同業への出資に向けた動きとの観測が出ている。ただし、両社とも観測を否定している。1日付工商時報が報じた。
長電科技の王新潮董事長は11月初旬、「台湾の同業への投資に興味がある」と語っており、市場ではSPILや台星科の他、全智科技(ギガ・ソリューション)、菱生精密工業(リンセン・プレシジョン・インダストリーズ)などが対象として挙がっている。しかし各社とも観測を否定し、特にSPILは「長電の株取引停止は当社とは無関係」と強調した。
なお長電科技は、株式の取引停止期間は「5営業日以内」としており、その後「重大な資産の再編」の進展状況について公告を行うとしている。
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