ニュース 電子 作成日:2015年12月1日_記事番号:T00060703
外資系証券会社の予測によると、IC設計大手、聯発科技(メディアテック)は今年、第4世代移動通信システム(4G)対応スマートフォン向けチップ市場シェアが16%に倍増、来年は20%、2017年は23%まで拡大する見通しだ。一方、競争激化に伴い、業界の来年の4Gチップ平均価格は13.6米ドルへと今年比7%下落する予測だ。1日付蘋果日報が報じた。
証券会社は、メディアテックは技術面でクアルコムを急追しているが、クアルコムはハイエンド市場からロー〜ミドルエンド市場に重点を移していると指摘。展訊通信(スプレッドトラム・コミュニケーションズ)がメディアテックより10〜15%低い価格設定で、4G製品市場の脅威となっていると分析した。
一方、メディアテックの3Gチップ市場シェアは昨年の32%から、今年35%、来年31%、17年は26%まで縮小する予測だ。業界の来年の3Gチップ価格も4.3米ドルと20%下落するものの、スマホ向けチップ全体の平均価格は9.5米ドルと3%上昇すると予測した。
フィーチャーフォン(多機能携帯電話)向けチップ市場では、スプレッドトラムや鋭迪科微電子(RDAマイクロエレクトロニクス)など中国の同業との競争に直面しているものの、メディアテックは今年の34%から、来年41%、17年43%にシェアを拡大すると予測した。
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