ニュース 電子 作成日:2015年12月1日_記事番号:T00060704
米国系証券会社によると、IC設計メーカーの在庫水準は調整を経て低下しており、11月にはファウンドリーで緊急受注がみられた。これに伴い、台湾積体電路製造(TSMC)の28ナノメートル製造プロセスの生産ラインは、稼働率が現在の75%から、来年第2四半期には100%に達すると予想される。1日付蘋果日報が報じた。
同証券会社はまた、TSMCが来年、アップルの「iPhone7」向けプロセッサー「A10」を統合ファンアウト型ウエハーレベルパッケージ(InFO-WLP)技術によって単独受注する見通しで、10ナノ生産ラインとSRAMの良品率が既に40〜45%に達していることも、この推定を裏付けると指摘した。
このほか、TSMCの有力顧客であるクアルコムの動向については、今年2種類のスナップドラゴンチップにサムスン電子の14ナノ製造プロセスを採用したことから、10ナノ製品も引き続きサムスンに発注するものの、7ナノ製品では再びTSMCに発注を戻すとの予測を示した。
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