ニュース 社会 作成日:2015年12月2日_記事番号:T00060710
頂新食用油事件で頂新製油実業の前董事長、魏応充被告らに一審で無罪判決が出たことを受け、台湾大学生会はこのほど、学校側に対し、頂新商品の販売中止を継続するよう求める声明を出し、学校側も呼応する姿勢を見せている。2日付蘋果日報が伝えた。
楊台大校長は、台湾では悪徳な食品も無罪になると、世界に笑いものにされると語った(1日=中央社)
台大では昨年10月から頂新商品の販売が中止されている。学生会の声明を受け、楊泮池校長は「事件で台湾は問題食品の天国になった」と述べ、他校にも追随を求めた。
台大総務処は既に台湾大学医学院附設医院(台大医院)などの付属機関を含め、頂新商品の販売中止を継続するよう通達した。
ただ、他校に目立った追随の動きはなく、台湾師範大学は「学校は商業活動には介入できない。市場取引は自由であるべきだ」とコメントする一方で、学生会が不買運動を起こせば、学校側として協力には応じる姿勢を示した。清華大学の賀陳弘校長は「学生は頂新商品を購入するかどうか自分で判断できる。学校側としては規定を設けない」と述べた。
一方、台大の学生からも「販売を中止すれば正義感があるとは思えない」という否定的な意見が聞かれた
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