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フェイスブック、彰化にデータセンター計画


ニュース 電子 作成日:2015年12月2日_記事番号:T00060726

フェイスブック、彰化にデータセンター計画

 彰化県の魏明谷県長は1日、同日開業した台湾高速鉄路(高鉄)彰化駅について、交流サイトの米フェイスブック(FB)から別会社名義で駅周辺の特定区に6ヘクタールの用地を購入することに協力してほしいと要請があったと明らかにした。最終的には20ヘクタールの用地を取得し、早ければ5年以内にデータセンターを建設する計画とされ、投資額は100億台湾元(約377億円)に達する見通しだ。2日付工商時報が報じた。


魏県長は、彰化県が台湾電力(台電、TPC)や台湾自来水との間に立ち、FBの窓口役を果たしていると語った(彰化県リリースより)

 これについて経済部は、FBは過去2年間、高鉄彰化駅周辺でデータセンター設置を検討しているが、電力や水の供給不足が課題だったと指摘。ただ同社は省エネルギー技術の開発に注力しており、こうした問題が解決すれば計画が実現する可能性は高いとの見方を示した。

 FBのデータセンターは現在、米国内に4カ所、スウェーデンに1カ所設置されており、彰化県での設置が実現すれは、アジア初となる。

 なお、米グーグルも彰化県の彰化浜海工業区(彰浜工業区)にデータセンターを設置している。