ニュース 電子 作成日:2015年12月2日_記事番号:T00060728
IC設計大手、聯発科技(メディアテック)の蔡明介(ミンカイ・ツァイ)董事長ら幹部が最近、中国の半導体関連企業や投資ファンドと相次いで接触しているもようだ。2日付経済日報が市場関係者の話として伝えた。
蔡董事長らは最近、武岳峰資本(サミットビュー・キャピタル)、紫光集団、盛世投資(CGPファンド)など総資産が100億人民元(約1,900億円)を超える半導体投資会社と接触しているという。
メディアテックはこれまでも中国資本による出資受け入れにオープンな姿勢を取ってきたため、規制緩和を見据えた動きとみられる。
これに先立ち、紫光集団の趙偉国董事長は、傘下の展訊通信(スプレッドトラム・コミュニケーションズ)や鋭迪科微電子(RDAマイクロエレクトロニクス)をメディアテックと合併させる構想を示し、蔡董事長も前向きな意向を示していた。
業界関係者は、メディアテックの株価収益率(PER)が16倍にとどまっており、中国の同業にとっては割安な買収目標だと指摘した。
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