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アップル新プロセッサー「A9X」、TSMCの16ナノプロセス採用


ニュース 電子 作成日:2015年12月2日_記事番号:T00060730

アップル新プロセッサー「A9X」、TSMCの16ナノプロセス採用

 アップルが11月に発売した12.9インチの大画面タブレット端末「iPad Pro」に搭載されている新プロセッサー「A9X」をカナダのチップワークスが解析した結果、同製品は台湾積体電路製造(TSMC)が16ナノメートル製造プロセスのアップグレード版「FinFETプラス」で生産していることが明らかとなった。ただTSMCがA9Xの生産を独占受注したかどうかは確定できないという。コンピューター・ハードウエアのオンラインメディア「アナンドテック」の報道を基に2日付工商時報が伝えた。

 なおTSMCの10月の連結売上高は前月比26.7%増、前年同期比1.2%増の817億4,300万台湾元(約3,080億円)で、市場予測を上回った。1〜10月累計では前年同期比16.2%増の7,217億2,200万元となった。11月は前月比減収となる見通しだが、最近、クアルコム、聯発科技(メディアテック)、エヌビディアといった同社顧客で在庫消化が進み、受注が回復傾向にあるため、第4四半期売上高は2,010億~2,040億元に上ると証券会社は予測している。