ニュース 食品 作成日:2015年12月3日_記事番号:T00060746
食品大手の義美食品(I-Meiフーズ)は、豆乳・生乳の新工場を雲林県斗六市に設置し、2017年に生産を開始する計画だ。投資額は10億台湾元(約38億円)で、同社にとって過去10年で最大の投資案件となる。3日付経済日報が報じた。
同社は度重なる食品汚染事件で一切名前が挙がらなかったことから社会的評価が高まり、今年初めに発売した400ミリリットル入りの紙パックタイプの豆乳が人気を呼んで、豆乳製品の業績が8割拡大した。
同社は現在、桃園県の南崁工場、龍潭工場で豆乳を生産しているが、需要に追い付いていないため新工場の設置を決めた。新工場は、豆乳製造拠点としては台湾最大規模となる見通しだ。高志明同社総経理は、新工場完成によって25億~30億元の売り上げ増が見込めると説明した。
義美食品の今年第1~3四半期の台湾豆乳製品市場でのシェアは34%で前年(14%)から20ポイント上昇し、光泉牧場(KCデイリー)を抜いて2位となった。首位は依然、統一企業(ユニプレジデント)だが、シェアは43.7%で、前年の64%から20.3ポイント下落した。
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