ニュース 食品 作成日:2015年12月3日_記事番号:T00060748
衛生福利部食品薬物管理署(TFDA)は2日、食用油脂メーカーを対象に実施した検査の結果、▽幸福兄弟企業▽遠東油脂▽南僑化学工業▽新東陽▽長青油脂工業▽豊年豊和企業▽維義事業──の7社に適正衛生規範(GHP)に違反する行為があったと指摘した。期限内に是正措置を講じない場合には、最高で2億台湾元(約7億5,000万円)の罰金が科される可能性がある。3日付工商時報が伝えた。
幸福兄弟企業と南僑化学工業は、食品添加物の専用保管場所がなかった(TFDAリリースより)
検査は今年9月から11月にかけ、資本金3,000万元以上の食用油脂メーカー27社のうち12社を対象に行われた。7社は伝染病を媒介する蚊の防護措置を取っていなかったり、食品添加物の専用保管場所がなかったしたことがGHP違反とされた。
また、トレーサビリティー管理をめぐっては、維義事業で川下業者のリストが不完全だったほか、香里食品企業では川上業者に関する資料が不明確だった。
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