ニュース 石油・化学 作成日:2015年12月3日_記事番号:T00060750
台湾塑膠工業(フォルモサ・プラスチックス、台塑)のポリ塩化ビニル(PVC)輸出のうちインド向け比率が約45%に拡大し、中国向けの20〜30%を上回って最大市場となっている。中国では需要が弱まっている一方、世界最大のPVC輸入国のインドでは雨季が過ぎ、インフラ建設が進んでいることで需要が高まっているほか、台湾からの輸入にダンピング(不当廉売)問題が存在しないことが背景となっている。3日付工商時報が報じた。
台塑のPVCの第1〜3四半期生産量は前年同期比6万1,000トン増加したが、これに対しインド向け販売量は今年、10万7,000トン増加している。また第4四半期のPVC生産ライン稼働率は90%に上昇しており、同社の業績成長を後押ししそうだ。
一方、華夏海湾塑膠(チャイナ・ゼネラル・プラスチックス、CGPC)は、PVC年産量37万トンのうち海外向けが66%となっているが、特にインド、バングラデシュで需要が急激に高まっており、輸出の主力となっている。
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