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台塑と三井化学の電解液合弁、寧波工場が来年Q1稼働へ


ニュース 石油・化学 作成日:2015年12月3日_記事番号:T00060752

台塑と三井化学の電解液合弁、寧波工場が来年Q1稼働へ

 台湾塑膠工業(フォルモサ・プラスチックス、台塑)と三井化学が折半出資で中国・浙江省寧波市に設立した台塑三井精密化学のリチウムイオン電池用電解液の新工場(年産能力5,000トン計画)が来年第1四半期に稼働する見通しだ。当初の年産能力は1,500トンとなる。台塑集団(台湾プラスチックグループ)の鉄リチウム電池用正極材料といったリソースと合わせ、中国の電気自動車(EV)商機を狙う。3日付工商時報などが報じた。

 台プラグループは近年、中台でEV、太陽エネルギー、鉄リチウム電池などクリーンエネルギー事業を展開している。中でも台塑鋰鉄材料科技(フォルモサ・リチウム・アイロン・オキシド)は中台の電動バス、自動車、バイクの大手メーカー開拓に成功。また台塑汽車貨運(フォルモサ・プラスチックス・トランスポート)が開発したリチウム鉄リン系複合酸化物(LFPO)スマートバッテリーは、アジアのメーカーで初めてインターテックの安全認証を取得した。