ニュース 金融 作成日:2015年12月4日_記事番号:T00060775
元大商業銀行は1日から台湾銀行業界に先駆け、中国の大手電子商取引サイト「淘宝網(タオバオ)」系の支払いツール「支付宝(アリペイ)」を展開する螞蟻金融服務集団(アント・フィナンシャル・サービシーズ・グループ)と提携し、O2O(オンライン・トゥー・オフライン)方式による代金決済サービスを開始した。4日付工商時報が報じた。
同社はまた、モバイルペイメント分野で既に遠伝電信(ファーイーストーン・テレコミュニケーションズ)、台湾之星電信(台湾スターテレコム)の2社と提携。中華電信とも近く提携する運びとなっている。
元大銀の金家琳総経理は「今後は中国人旅行客の需要に見合う商店との提携を目指す」と述べた。当初はタクシーの皇冠大車隊などと提携する。
螞蟻金融国際事業部の台湾市場責任者、辜瑞祥氏は「中国人の台湾への個人旅行客がスマートフォン1台で支付宝を使い、台湾での支払いを全て済ますことができるようにしたい」と説明した。
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