ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

新光三越の台北駅前店、創業祭セール開始


ニュース 商業・サービス 作成日:2015年12月4日_記事番号:T00060776

新光三越の台北駅前店、創業祭セール開始

 百貨店最大手、新光三越百貨は3日、台北駅前店(台北市中正区)の周年慶(創業祭)セールをスタートした。初日売上高は4億3,000万台湾元(約16億円)で前年同期比3%増となった。18日間のセール期間中の売上高は前年同期比1%増の20億3,000万元を見込む。4日付工商時報などが報じた。


台北駅前店のセール初日は開店と同時に1,000人の客が店内に押し寄せた(3日=中央社)

 新光三越は、台北駅前店のセール開始に合わせて急に寒くなったため、100組限定の羽毛布団が開店からわずか10分で売り切れたと説明。また、政府の消費刺激策の効果でパナソニックの液晶テレビも人気を集めているという。

 なお、新光三越は今年の台湾各地の店舗の創業祭セールの動向について、デング熱まん延の影響が尾を引き、台南、高雄で業績が伸び悩んでいると説明した。

 太平洋崇光百貨(太平洋そごう)は、新竹ビッグシティー店の創業祭セールが3日からスタートした。初日売上高は2億2,000万元で前年同期比15%増となった。同社は台北忠孝館、復興館など3館で売り上げ目標を達成しており、セール期間中の台湾全店の売上目標である105億元を突破する見通しだ。

 遠東百貨(ファーイースタン・デパートメント・ストアズ)は、板橋店(新北市板橋区)で11月19日から創業祭セールを開催中だ。セール期間前半は暑い日が続き、冬物製品の売れ行きが伸び悩んだが、先週から気温が下がり好転した。また、新北市政府主催のクリスマスイベントで客足が2割増えており、セール期間中の売り上げは前年同期比2~3%増を見込む。