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Aデータ董事長、スカイメディ買収を表明


ニュース 電子 作成日:2015年12月4日_記事番号:T00060787

Aデータ董事長、スカイメディ買収を表明

 メモリーモジュール大手、威剛科技(Aデータ・テクノロジー)の陳立白董事長は3日、メモリーコントローラICの擎泰科技(スカイメディ)が来年実施する予定の第三者割当増資について、数人の友人と共に2億台湾元(約7億5,000万円)を出資し、経営権を掌握する考えを明かした。会社組織を再編し、熊福嘉董事長は董事に留任するが、その他事項は検討中だと語った。4日付蘋果日報が報じた。

 スカイメディは2日、過去数年の赤字を理由に、従業員48人のうち11月末に30人を解雇したと認めていた。同社は来年1月18日に増資と役員改選を議題とする臨時株主総会を開催する予定だ。

 同社は設立当初はサムスン電子、インテル、キングストン・テクノロジーが株主に名前を連ねていたが、今や株式を保有しているのはキングストンだけだ。陳董事長は個人で3.7%出資している。

 一方、勤益投資控股(GTMホールディングス)傘下のディスクリート半導体パッケージング・テスティング(封止・検査)、勤益電子は、年末に新竹工場を閉鎖し、従業員200人余りを解雇する。同社は昨年3月末に上海工場を閉鎖し、新竹工場で集中して生産していたが、今年も予想ほど受注できず、10月の董事会で封止・検査・製造部門の閉鎖を決議していた。