ニュース 社会 作成日:2015年12月7日_記事番号:T00060791
中央気象局が4日発表した2016年1月1日の台湾各地の初日の出情報によると、台湾の平地で最も早く太陽を目にすることができるのは台東県の離島、蘭嶼で、時刻は午前6時33分だ。
なお台湾本島で最も早く初日の出を拝めるのは台湾最南端の岬、鵝鑾鼻(屏東県恒春鎮)と台東県成功鎮の三仙台風景特定区の午前6時35分。さらに花蓮県秀林郷崇徳村、宜蘭県の蘇澳鎮の6時36分、新北市の東北部の岬、鼻頭角と三貂角の6時37分と続く。
また、山の上から初日の出を拝もうと、元日は大勢の観光客が詰め掛けると予想される阿里山(嘉義県)では、森林鉄道の阿里山森林鉄路のうち、海抜2,216メートル地点にある阿里山駅から山頂付近の祝山駅までご来光に合わせて午前中に運行される「祝山線」を、元日は午前2時20分から往路16便運行する計画だ。
阿里山森林鉄路の祝山線は片道100台湾元(約380円)、往復150元で、元日も変更はない(4日=中央社)
それでも定員は5,600人で、うち電話予約(10日から受付開始)できるのは7便、各250人まで。しかも20人以上の団体客に限られる。個人客は阿里山駅で大みそかの午後1〜6時に直接切符を購入するほかないが、例年30分以内で売り切れるため、同地で初日の出を見ようと計画している場合は注意が必要だ。
このほか、台湾では近年、飛行機に乗って初日の出を見ることがブームとなっているそうで、複数の航空会社が特別便を運航する。気象局によると、高度3万フィートを飛行した場合、平地に比べ30分前後早く、日の出が見られるという。
ちなみに台湾本島で最も遅く今年最後の日の入り(日没)が見られるのは、台南市安平区と高雄市の西子湾の午後5時25分。初日の出を見るためチケット入手に奔走するより、最後の夕日を眺めつつ、1年を振り返ってみる方がよいかもしれない。
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