ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

16年の人材需要、越境EC・東南ア関連などで増加


ニュース その他分野 作成日:2015年12月7日_記事番号:T00060794

16年の人材需要、越境EC・東南ア関連などで増加

 求人求職情報サイト大手、104人力銀行を運営する104資訊科技が4日に発表した、2016年の労働環境についての予測レポートによると、来年も全体的な経済環境の不調が続く見通しで平均給与も停滞すると予想される中、人材需要も全体としては成長が鈍化するとみられるが、▽第三者支払いサービス▽越境電子商取引(クロスボーダーEC)▽東南アジア諸国連合(ASEAN)関連──などでは力強い増加を見せると指摘されている。5日付蘋果日報が報じた。

 104人力銀行によると、現在、景気見通しが悪く、総統選挙など不確定要因が存在するため、企業が人材採用に慎重姿勢を示しており、今年9月以降、就業機会の前年同月比の成長率は縮小が続いている。こうした中、来年通年の就業機会も14年、15年の20〜30%増といった大幅な成長は見込めないと予測されている。

 また第3四半期の求職者に人気の企業トップ10では、液晶パネル大手の友達光電(AUO)、半導体パッケージング・テスティング(封止・検査)大手の矽品精密工業(SPIL)が圏外に転落。代わって百貨店大手の新光三越百貨、カジュアル衣料店の台湾優衣庫(ユニクロ台湾)がランクインした。