ニュース 運輸 作成日:2015年12月7日_記事番号:T00060796
台湾高速鉄路(高鉄)は来年より、700T型車両の耐用年数延長計画に着手する。通常25〜30年の耐用年数を、検査・修繕を徹底することによって40年以上に伸ばし、「世界最長寿の高速鉄道」を目指す考えだ。これにより車両買い替えの膨大な経費発生を先延ばしにする。7日付経済日報が報じた。
高鉄は来年1月で開業から満9年を迎える。一部のシステムや設備が更新時期を迎えており、車両も大規模な保守修繕が必要となっている。このため9年間使用した30編成の一部の車両について、来年より製造メーカーである川崎重工業、日立製作所、日本車両製造、およびJR西日本の技術顧問を台湾に招いて検査・修繕を行う。さびた箇所の処理や、ペンキの塗り直し、部品交換、電子部品・材料およびシステムのアップグレードなどを行う他、海風が吹き付け湿度の高い沿線の気候条件を念頭に、列車への防護処理も施す。
JR西日本は、保守作業をしっかり行えば耐用年数をさらに12〜15年伸ばすことができ、減価償却も終わっているため財務面で貢献すると説明している。
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