ニュース 建設 作成日:2015年12月7日_記事番号:T00060804
建材のインターネット通販大手、サンワカンパニー(本社・大阪市北区、山根太郎社長)と生コンクリート台湾最大手の国産建材実業(ゴールドサン)は近く、台湾で合弁会社「睿信三輪」を設立し、電子商取引(EC)サイトで住宅設備と建材を販売する。7日付工商時報が報じた。
サンワカンパニーと国産建材は「台北国際建築建材・製品展(12月10〜13日、台北世界貿易センター南港展覧館)」でクラスコ商品などを展示する(国産建材リリースより)
睿信三輪の当初資本金は1億台湾元(約3億7,600万円)、出資比率は国産建材60%、サンワカンパニー40%とみられる。
国産建材の徐蘭英執行長は、睿信三輪はサンワカンパニー初の海外合弁会社と説明。経済部投資審議委員会(投審会)に申請済みで年末に会社設立、来年第2四半期にECサイトオープンと見通しを示した。
徐執行長によると、睿信三輪は当初、海運コンテナサイズの空間にキッチンや浴室など住宅設備を配置したサンワカンパニーの鉄骨造のモジュラー建築「クラスコ」を採用する。骨組み、設備、内装は全て日本の工場で完成させるため品質を確保できるほか、輸送も簡単で工期を大幅に短縮できると強調した。
国産建材傘下、創意混凝土事業処の謝璧騰総経理は、同モジュラー建築のコストは通常建築の3分の1以下と指摘。睿信三輪の当初の顧客は企業が8割、消費者が2割になると予想。台湾市場がメーンターゲットで1年目の売上高目標は1億元、5年後10億元に増やし、海外市場も開拓する方針だ。
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