ニュース 医薬 作成日:2015年12月7日_記事番号:T00060805
台湾の医療材料メーカーで増産の動きが相次いでいる。
7日付経済日報によると、コンタクトレンズの精華光学(セントシャイン・オプティカル)は、日本と欧州の需要増を踏まえ、今年第4四半期に生産ラインを2本増設し52本とした。来年にはさらに3本増設する計画だ。同社の生産ラインは9月にほぼフル操業の状態だった。
セントシャインはシリコンハイドロゲルコンタクトレンズの生産ラインを初導入し、当初台湾市場向けに出荷。来年には欧州にも出荷を開始する。
同業の金可国際集団は台湾の生産ライン8本がフル稼働状態で、来年初めにかけて中国で3本、台湾で2本の生産ラインを増設する。来年には日本からの受託加工も目指す。
血糖値測定器メーカーの泰博科技(タイドク・テクノロジー)は、試験紙(テスト・ストリップ)が来年10%の販売増を見込んでおり、年産能力を1,300万セットに高めた。来年には新北市の五股工場に新型の金属電極試験紙の生産ラインを増設し、年産能力を2,000万セットまで拡充する。
邦特生技(バイオテック)はフィリピン工場で第2期拡張工事を来年進め、人工透析用チューブや針などの販売先を欧州、インド、トルコに拡大する。
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