ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2015年12月7日_記事番号:T00060809
中国鋼鉄(CSC)は4日、同社が所有する中堅通信キャリア、亜太電信(アジア・パシフィック・テレコム)の株式5万9,908株のうち、約半分に当たる3万1,054株を売却し、3億2,700万台湾元(約12億3,000万円)の利益を得たと発表した。同社は今年、鉄鋼市場の供給過剰による価格引き下げで利益が縮小しており、株式売却は決算の改善が目的とみられる。5日付蘋果日報が報じた。
同社の10月税引き前利益は1億900万元で前月比85%減少。過去4年で最低となった。営業損失は800万元に上った。
証券会社は、CSCは第4四半期、本業での赤字計上が確実とみている。同社は当面は保有資産を処分するなどして、損失拡大を抑えるとみられる。
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