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宏達電が聯強と提携、販路拡大


ニュース 電子 作成日:2008年3月13日_記事番号:T00006081

宏達電が聯強と提携、販路拡大


 携帯電話製造大手の宏達国際電子(HTC)は12日、IT(情報技術)製品流通大手の聯強国際(シネックス・テクノロジー・インターナショナル)と提携したことを発表した。これにより、HTCの域内の販売拠点数は、現在の400~500カ所から1,500カ所へと大幅に増加する。13日付工商時報が伝えた。

 聯強通訊事業部の張永鴻総経理によると、HTCが採用しているウインドウズ・モバイル携帯情報端末(PDA)は、台湾の携帯電話市場全体でのシェアは2%だが、HTCはウインドウズ・モバイルPDAの市場で80%以上のシェアを占めている。今年下半期、域内でのHTC製品の販売台数は60~80%増加、販売額は50%増加する可能性もあるとしている。

 HTCは今月、売上高が1月の水準に戻り、第1四半期は目標の320億台湾元(約982億円)を超える可能性があると予測されている。第2四半期は主力機種の発売を控えており、売上高は前期比10%以下の増加が見込まれている。