ニュース 公益 作成日:2015年12月8日_記事番号:T00060824
台湾電力(TPC)の原子力発電所でトラブルが相次ぎ、計6基ある原子炉のうち半数の3基が35日間にわたり稼働を同時に停止する見通しとなった。8日付蘋果日報が伝えた。
原子炉の半数が同時に停止した事例は過去に2回あったが、同時停止期間は1回目(昨年4月)が4時間、2回目(今年4~5月)が18日間だった。今回の同時停止期間は最長となる。
うち第3原子力発電所(屏東県恒春鎮)2号機では、11月の定期検査中に原子炉で燃料棒のねじが引き抜けないトラブルがあり、修理には来月までかかる見通しだ。また、第1原子力発電所(新北市石門区)1号機では昨年12月28日、定期検査のために燃料集合体を移動中、上部のハンドルが外れた事故以降、運転を中止している。同2号機も定期検査中で運転再開は来月3日になる。
TPCによると、原子炉3基の合計出力は222万キロワット(kW)だが、現在は冬季に当たるため、電力不足は生じない見通しだ。
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