ニュース 石油・化学 作成日:2015年12月8日_記事番号:T00060833
台塑集団(台湾プラスチックグループ)が7日発表した主要4社の11月売上高は1,103億800万台湾元(約4,100億円)で前月比7.5%減、前年同月比18.8%減だった。原油価格の下落、工場の定期保守点検が影響した。各社は12月も好材料が乏しく、台プラ4社の今年通年で前年比2割以上の減収となる見通しだ。8日付経済日報などが報じた。
主要4社の11月売上高は、▽台湾塑膠工業(フォルモサ・プラスチックス、台塑)、144億400万元(前月比13.2%減、前年同月比13.16%減)▽南亜塑膠工業(ナンヤ・プラスチックス、南亜プラ)、219億6,900万元(前月比5.22%減、前年同月比15.24%減)▽台湾化学繊維(フォルモサ・ケミカルズ&ファイバー、台化)、265億8,100万元(前月比2.55%増、前年同月比13.58%減)▽台塑石化(フォルモサ・ペトロケミカル、台塑化)、473億5,400万元(前月比11.6%減、前年同月比24.41%減)──だった。
林建男・台塑董事長は、来年第1四半期は工場の保守点検や春節(旧正月)連休で、稼働率は85%にとどまる見通しで、売上高は伸び悩むと説明した。ただ、原油価格は春節以降好転し、石化業界にようやく春が訪れるとの見方を示した。
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