ニュース 電子 作成日:2015年12月8日_記事番号:T00060836
携帯電話部品大手、美律実業(メリー・エレクトロニクス)は7日、第三者割当増資を実施し、中国のコネクター最大手、立訊精密工業(ラックスシェア・プレシジョン・インダストリー)が引き受けると発表した。ラックスシェアの出資額は約37億8,000万台湾元(約140億円)で出資比率25.4%の筆頭株主に浮上する。来年上半期に手続き完了予定だ。8日付経済日報などが報じた。
メリーは来年1月22日に臨時株主総会を開催し、第三者割当増資と監察人の補充を協議する。来年の役員改選で、ラックスシェアが董事3席以上を取得する見通しだ。
メリーは同日、ラックスシェアの出資で、同社の電気音響部品サプライチェーンでの地位を固めることができると説明した。
ラックスシェアはアップルにコネクターを供給しており、最近はウエアラブル(装着型)端末市場を開拓している。また同社は2013年に宣徳科技(スピードテック・エナジー)に24%出資し、今年5月にも6.95%追加出資している。
中国の半導体大手、紫光集団も10月末、台湾の半導体メモリーパッケージング・テスティング(封止・検査)最大手、力成科技(パワーテック・テクノロジー、PTI)に194億元を出資し、株式25%を取得すると発表しており、中国ハイテク企業が台湾でも勢力を増しつつある。
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