ニュース 電子 作成日:2015年12月8日_記事番号:T00060839
発光ダイオード(LED)最大手、晶元光電(エピスター)は第3四半期の在庫高が77億6,100万台湾元(約290億円)に上昇しており、李秉傑董事長は7日、在庫対応に着手し、必要があれば減産も検討すると語った。8日付工商時報が報じた。
李董事長は、LED照明は現在、市場浸透率が上昇しつつある段階だと指摘。照明器具の大部分は中国で組み立てられ、ブランドも同国で展開しているため、サプライチェーンの一部であるエピスターも価格競争を回避できないと説明した。来年の市況については、需給バランスが改善しない限り、好転は難しいとの認識を示した。
一方、LEDの長期的な需要見通しについては依然楽観している。今後2年以内に照明市場でのLED浸透率が30〜40%に上昇すると予測した。また、LEDの発光効率は既に120ルーメン毎ワット(lm/W)に達し、寿命も伸びており、今後、普及の主力は電球型から蛍光灯型に移行するとの見方を示した。
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