ニュース 電子 作成日:2015年12月8日_記事番号:T00060841
IC設計最大手、聯発科技(メディアテック)が7日発表した11月連結売上高は前月比5.76%減、前年同月比24.93%増の209億5,600万台湾元(約784億円)で、過去3番目に高かった。第4世代移動通信サービス(4G)対応スマートフォン向けハイエンドチップの平均単価が反転上昇したことや、アップル以外の顧客からの春節(旧正月)に向けた在庫調達のための受注増が貢献した。8日付工商時報などが報じた。
メディアテックは高単価製品の生産比率向上に注力している。第4四半期は10コアSoC(システム・オン・チップ)「Helio X20」の量産開始で、8コアSoC以上の製品の生産比率は前期の20%から25%に高まる見通しだ。同社の4Gスマホ用チップの通年出荷量は1億5,000万個を見込む。
メディアテックは先日の業績説明会で、第4四半期連結売上高は9月に買収したアナログIC最大手の立錡科技(リッチテック・テクノロジー)の売上高を組み込むことから、前期並みか6%増で、範囲は570億~664億元と予測した。
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