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15年の検索ワード、台風・波多野結衣がランクイン


ニュース 社会 作成日:2015年12月9日_記事番号:T00060845

15年の検索ワード、台風・波多野結衣がランクイン

 大手ポータルサイト、ヤフー奇摩が発表した2015年の「10大検索ワード」ランキングによると、今年最も検索されたキーワード上位3位は▽「台風」▽中国の時代劇ドラマ「武媚娘伝奇(エンプレス・オブ・チャイナ)」▽今年1月に突然引退を発表した人気女性歌手、江蕙の「江蕙演唱会(さよならコンサート)」──と続いた。6位には交通系ICカード、悠遊カード(イージーカード)のデザインに日本のAV女優、波多野結衣の写真を使用し、世間を騒がせた「波多野結衣悠遊卡」がランクインした。

 1位の「台風」は、例年通り公共機関と学校の休みとする「停班停課」発表に注目が集まっただけでなく、8月上旬に台湾を横断した台風13号(アジア名・ソウデロア)がメディアに「史上最強」と伝えられ、水道水汚濁や大規模停電をもたらし、スーパーマーケットや量販店の飲料水が売り切れる騒ぎが起きたことが大きな理由だ。

 2位の「武媚娘伝奇」は登場人物のセクシーな衣装が話題となり、ヤフー奇摩の動画プラットフォームでも延べ1,800万回の再生回数を記録した。

 3位に入った「江蕙演唱会」の江蕙は、「台湾語歌謡の女王」と呼ばれ絶大な人気を誇る女性歌手。今夏のツアーが最後のコンサートとなったことから、老若男女を問わずチケットの争奪戦となり、急きょ追加公演が決まるほどだった。

 5位には、今年6月下旬に八仙水上楽園(新北市八里区)でカラーパウダーによる粉じん爆発事故が発生し、やけどによる死者15人、負傷者484人を出した記憶が生々しい「八仙楽園大火/塵爆」が、10位には南部で猛威を振るった「デング熱」が入った。今夏の感染患者は4万919人で、195人が死亡した(7日現在)。

 このほかヤフー奇摩は、今年話題となった人物のランキングを発表。ニュース部門では、交流サイト(SNS)のフェイスブック(FB)での匿名による誹謗(ひぼう)中傷を苦に4月に自殺した女性モデルの楊又頴(シンディー・ヤン、享年24)が1位だった。娯楽部門の1位は、「武媚娘伝奇」で主演を務めた中国の女優、范冰冰(ファン・ビンビン、34)。一般人部門の1位は、昨年ヒマワリ学生運動に参加し、人目を引く外見から「ヒマワリ女王」と呼ばれた劉喬安容疑者(30)。今年10月に、芸能人やモデルを数多く含む台湾人の大規模な売春グループが摘発され、その手配に関わったとの疑惑が浮上し再び注目が集まってしまった。