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パネル5強の為替差損、190億元に


ニュース 電子 作成日:2008年3月13日_記事番号:T00006085

パネル5強の為替差損、190億元に


 台湾元の対米ドル上昇率が12日時点で年初から5.9%に上っており、 友達光電(AUO)、奇美電子(CMO)など域内5大パネルメーカーは第1四半期、合計190億台湾元(約640億円)の為替差損を抱える見通しだ。13日付工商時報が報じた。
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 域内のパネルメーカーは大部分が、売上高を米ドル建てで計算している。友達、奇美、中華映管(CPT)、群創光電(イノルックス・ディスプレイ)、瀚宇彩晶(ハンスター)の第1四半期売上高は、元換算では合計3,200億元と予測されている。

 元高の進行についてパネルメーカーからは、材料、設備などの50~60%を米ドルで支払っていること、および四半期ごとに3~5%のコスト削減を行っていることから、利益への影響は大きくないという声が出ている。