ニュース 医薬 作成日:2015年12月9日_記事番号:T00060857
電源アダプター最大手の台達電子工業(デルタ・エレクトロニクス)の海英俊(ヤンシー・ハイ)董事長はこのほど、医療機器を中心にバイオテクノロジー産業に積極的に投資していく考えを示した。9日付経済日報が伝えた。
海董事長は「デルタは過去に血糖値測定器を製造していたが、バイテク産業は監督機関の認可取得プロセスに大きな労力がかかる。このため、今後はバイテク分野で他社への投資を中心にしていく」と述べ、自社開発ではなく、バイテク企業への投資を強化していくことを示唆した。
海董事長は、医療機器は電源を必要としており、医療分野では規格も厳しいとして、デルタの保有する電源技術は相互補完効果があると指摘した。
デルタは今年9月、医療機器の環瑞医投資控股(スイスレイ・グローバル・ヘルスケア・ホールディング、SRG)の株式19.55%を9億900万台湾元(約34億円)で取得したのに続き、11月には眼科医が眼底検査を行う際に使用する光干渉断層計(OCT)メーカー、米オプトビューの増資を引き受け、3,000万米ドルを出資した。さらに別の投資案件も検討中とされる。
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