ニュース 金融 作成日:2015年12月9日_記事番号:T00060858
台湾元の対米ドル相場は8日、1米ドル=33元を割り込み、約2カ月ぶりの安値水準となる1米ドル=33.037元で引けた。米利上げ観測、台湾の11月輸出が予想を下回ったこと、株価大幅下落による外資引き揚げ、人民元が約4年4カ月ぶりの安値を付けたことが響いた。9日付工商時報が報じた。
台湾元は対米ドルで2日連続0.1元以上下落した。市場関係者は、米連邦準備制度理事会(FRB)が来週利上げするとの観測が強まったことが主因と指摘した。また、不振が続く台湾の輸出について市場では、年末の需要期もあまり期待できないとの悲観ムードが広がっている。
アジア通貨の8日の対米ドル変動幅は、台北外国為替市場の取引終了時刻(午後4時)で▽マレーシアリンギット、1.14%下落▽韓国ウォン、0.88%下落▽シンガポールドル、0.37%下落▽台湾元、0.31%下落▽タイバーツ、0.28%下落▽インドネシア・ルピア、0.26%下落▽人民元、0.14%下落▽フィリピン・ペソ、0.03%上昇▽円、0.15%上昇──と大半が下落した。
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