ニュース 電子 作成日:2015年12月9日_記事番号:T00060862
電子製品受託生産大手、緯創資通(ウィストロン)が8日発表した11月売上高は589億2,000万台湾元(約2,200億円)で前月比3.7%増、前年同月比4.5%増だった。中核事業であるノートパソコンの出荷台数が180万台と前月から12.5%増えたことが貢献した。9日付工商時報が報じた。
その他製品の11月出荷台数は、▽デスクトップPC、110万台(前月比8%減)▽液晶モニター、60万台(14%減)▽テレビ、40万台(横ばい)▽サーバー、15万台(横ばい)──で、モバイル端末は前月並みだった。
同社は12月の全体の出荷台数について、顧客の在庫調整で減少するものの、来年は需要が回復するとの見通しを示した。
なお同日、ウィストロンが来年、アップルの次世代スマートフォン「iPhone7プラス」を生産するとの観測が米系証券会社によって示されたが、ウィストロンは特定の顧客に関することはコメントできないとした。業界からは、同社のスマートフォンの月間出荷台数は50万〜60万台にすぎない上、大型設備投資計画の発表もないため、観測は疑わしいとの見方が出ている。
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