ニュース 電子 作成日:2015年12月9日_記事番号:T00060866
友達光電(AUO)、群創光電(イノラックス)を含む世界の大型液晶パネルメーカー上位5社は、最終製品の需要減退を受け、第4四半期出荷枚数が軒並み前年割れになるとの予測が8日、市場調査会社IDCから示された。9日付蘋果日報が報じた。
IDCの陳建助世界ハードウエア組み立て研究チーム市場アナリストによると、大型パネル世界市場の第3四半期出荷枚数は2億700万枚だった。年末に向けたタブレット端末用の需要がけん引し、前期比3.4%増加したが、前年同期比では12%減少した。出荷枚数全体の85%を占める上位5社は、▽LGディスプレイ(LGD)、前年同期比9.4%減▽イノラックス、16.5%減▽サムスン電子、14.7%減▽京東方科技集団(BOEテクノロジーグループ)、22.2%減▽AUO、13.9%減──。
今年通年のパネル出荷は、テレビ用だけがプラス成長するとの予測だ。IDCは、中国でここ数年、第8.5世代工場の稼働が相次ぎ、32インチテレビ用パネルの生産が大幅に増えたほか、テレビの主流サイズが43、48、49インチに移行したことで需要が高まり、第3四半期のテレビ用パネル出荷はプラス成長が続いたと指摘した。
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