ニュース 農林水産 作成日:2015年12月10日_記事番号:T00060880
昨年の鳥インフルエンザ流行を受けた殺処分などで台湾で飼育されるガチョウの数が激減したことを受けて、ガチョウ肉の供給不足が深刻化し、産地価格は過去3年間の平均に比べ約30%上昇している。財務部関務署は9日、ガチョウ肉の輸入関税率を従来の25%から12.5%に引き下げる関税暫定措置を発表した。適用期間は今年11月25日〜来年5月25日の半年間。10日付聯合報が報じた。
関務署によると、台湾ではこれまでガチョウ肉は自給自足で賄っており、輸入は行われていなかったが、昨年からの供給不足を受けて一部業者がハンガリーからの輸入を開始した。
関税率引き下げが台湾の業者の反発を招く可能性について行政院農業委員会(農委会)は、「ガチョウ肉販売店は現在供給不足のため、ニワトリやカモ、魚などを売っている。2年たってからガチョウ肉の販売を再開するのは簡単でない」と説明した。
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