ニュース 社会 作成日:2015年12月11日_記事番号:T00060901
台湾のコンビニエンスストアでこのほど、トイレの洗面台を占領して他の客が使用できないようにしたり、肉を持ち込んで店内のおでん調理器でしゃぶしゃぶを楽しむなど、まるで我が家に居るような振る舞いをする客が相次ぎ、問題となっている。
台北市南港区にあるコンビニでは先月から1人の中年女性が三日にあけず頻繁に訪れるようになった。店員によると、彼女は短パンにTシャツという部屋着風のいでたちで現れ、来店すると店内のトイレに直行。洗面台の前で持参した自前の歯ブラシと紙コップなど「洗顔セット」を広げ、水とティッシュペーパーをふんだんに使いつつ、3分ほどかけて顔を洗ったり、歯を磨いたりするという。
その間、彼女はトイレのドアを大きく開けたままにしており、外から中が丸見えの状態になっているが、別の客が用を足そうと様子をうかがっても、気にするそぶりも見せずのんびりと自分の作業に没頭しているそうだ。
ある時、たまりかねた客が「すみません、先にトイレを使わせて」と告げると、彼女はそこで初めて順番待ちの客に気付いたかのようにその場を明け渡したという。
この女性について店員は「客が我が家のように思ってくれるのはいいけれど、長く占領するのはやめてほしい」と困り顔だ。
一方、桃園市のコンビニでは2人の若い男性が、持参した肉を店内のおでん調理器でしゃぶしゃぶのように調理しているところが他の客によって目撃されている。2人は同店の店員の友人だったらしく、調理器を囲んで大声で騒ぎながら「鍋パーティー」を楽しんでいたそうで、目撃した客らは「ここのおでんはもう食べたくない」とあきれ顔だ。
2人の男がおでん調理器で肉を調理する様子は客の1人がカメラで撮影し、画像をインターネット上にアップロードしたため拡散。事態を重く見たコンビニ側は、調査の結果、事実と判明しため、店員を規則違反で解雇したとコメントした。
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