ニュース 政治 作成日:2015年12月11日_記事番号:T00060903
台湾が実効支配する南シナ海、南沙諸島(スプラトリー諸島)の太平島に12日に視察のため上陸する馬英九総統の計画が、急きょ中止されていたことが明らかになった。米国が南シナ海情勢の複雑化を嫌って圧力をかけた可能性がある。11日付中国時報などが報じた。
馬総統は太平島で埠頭(ふとう)の竣工式と灯台の点灯式に参加する予定だったが、12日には既に別のスケジュールを入れたという。馬総統による南沙諸島視察は、台湾による主権保有宣言に等しため、米国が米国在台協会(AIT)のキン・モイ台北事務所長を通じて懸念を表明していた。このため、今回は米国の圧力によって中止となった可能性がある。
国家安全会議の関係者は、「天候と時間が許せば、馬総統は必ず太平島を訪れる」と述べ、中止ではなく延期だと強調した。
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