ニュース 政治 作成日:2015年12月11日_記事番号:T00060905
民進党から総統選挙に出馬する蔡英文主席は世界人権デーの10日、人権侵害の防止に向け、政府から独立した国家人権委員会を設立する構想を明らかにした。11日付自由時報が報じた。
蔡主席(左3)は10日、1996年に台湾の独立建国を主張する建国党の初代党首になった故・李鎮源医学博士の記念写真展を訪れた(10日=中央社)
蔡主席は、憲法の構成要素に進歩的な人権概念を補うことで憲政改革を進めるほか、人権という普遍的価値を新政府による統治の基礎に据えると表明。全ての公務員がこの普遍的価値の体現を最重要任務とすべきだと訴えた。
蔡主席は、台湾は既に民主主義国だが、民主主義は前進もすれば後退もすると指摘。馬英九政権は発足後、複数の国際人権規約を国内法化した一方で、市民による街頭での平和的抗議行動に何度も国家暴力で対応したと批判した。10日は美麗島事件36周年でもあり、台湾の民主主義と人権は不義、不公平との闘争の中で勝ち取ってきた成果だと述べ、自身はこの成果を守る使命を担うと表明した。
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