ニュース 電子 作成日:2015年12月11日_記事番号:T00060910
2010年にチリ共和国のコピアポ鉱山で坑道が崩落し、作業員33人が69日間にわたり閉じ込められた事故を基に制作された映画『THE 33(中国語名、33:重生奇蹟)』がきょう(11日)から台湾で公開される。同事故では坑道内部の映像を地上に転送するため、台湾のネットワークカメラメーカー、晶睿通訊(ビボテック)の製品「FD8134」が活躍したことが知られており、映画の公開をきっかけに再び同社製品に対する注目が高まっている。こうした中、ビボテックはFD8134に改良を加えた新製品を相次いで発売。来年の業績成長のけん引役としたい考えだ。11日付工商時報が報じた。
ビボテックがチリ鉱山事故で活躍したFD8134の改良版として新たに発売したネットワークカメラ「FD836B-EHTV」と「FD9371-EHTV」は屋外専用のドーム型製品。外部衝撃保護等級「IK10」および防水規格「IP66」クラスの筐体を採用。マイナス50〜プラス50度の気温に耐えられるなど旧製品の高い耐久性能を受け継ぐほか、ワイドダイナミックレンジ(WDR)など先進機能も搭載する。「FD9371-EHTV」は最新の動画圧縮規格H.265や映像ストリーミング技術「スマートストリームII」をサポートしており、80%以上の省エネ化を実現した。
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