ニュース 電子 作成日:2015年12月11日_記事番号:T00060911
市場調査会社、IDCによると、台湾の第3四半期の携帯電話出荷台数は226万台で前期比17%減少した。このうち、スマートフォンの出荷台数は前期比18%減、前年同期比では13%減となり、台湾市場にスマホが登場して以来、初の前年同期比減少となった。11日付経済日報などが報じた。
第3四半期の出荷台数減少についてIDCは、アップル、華碩電脳(ASUS)、宏達国際電子(HTC)の出荷が伸び悩んだことが要因と説明した。また、携帯電話全体にスマホが占めた割合は94%で、前期比、前年同期比とも2ポイント下落した。
台湾の同期のスマホ市場は、サムスン電子がミドルエンド機種の「Galaxy A8」と「J7」、旗艦機種の「Galaxy Note 5」を投入し、出荷シェア首位となった。2位以下は▽ASUS▽HTC▽ソニー▽アップル──。
来年の見通しについてIDCは、台湾のスマホ市場は飽和に向かっているものの、出荷台数は前年比2%増が見込めるとしている。中でも5.5インチ以上の大画面スマホ、いわゆる「ファブレット」は人気が続き、出荷比率は45%以上を占めると予測した。
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