ニュース 電子 作成日:2015年12月11日_記事番号:T00060915
電子機器受託生産大手、和碩聯合科技(ペガトロン)が10日発表した11月の連結売上高は前月比30.8%減、前年同月比2.7%増の1,213億5,000万台湾元(約4,500億円)で、単月ベースで過去3番目の高水準となった。1〜11月連結売上高は前年同期比21.3%増の1兆979億元で、既に昨年通年の1兆192億元を上回った。11日付工商時報が報じた。
ペガトロンは9、10月の売上高が2カ月連続で過去最高を更新していた。11月が落ち込んだ理由について同社は、通信製品、コンシューマー製品、情報製品の3大製品が非需要期入りしたほか、第3四半期の初めにある製品を前倒しで出荷したためと説明した。業界では、「ある製品」はiPhone6sを指すとみられている。
ペガトロンは第4四半期の見通しについて、ノートパソコンの出荷は前期比約25%増、ノートPC以外(携帯電話、タブレット端末、マザーボード)は25〜35%増との予想を据え置いている。証券会社は、ペガトロンの第4四半期売上高は単期ベースで過去最高の4,000億元、今年通年は前年比20%増の1兆2,000億元に上るとみている。
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