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虹彩認証向け赤外LED、台湾メーカーが商機獲得に全力


ニュース 電子 作成日:2015年12月11日_記事番号:T00060917

虹彩認証向け赤外LED、台湾メーカーが商機獲得に全力

 マイクロソフト(MS)の最新OS(基本ソフト)、「ウィンドウズ10」が赤外線発光ダイオード(IR LED)を必要とする虹彩認証技術をサポートしたことを受け、晶元光電(エピスター)や光磊科技(オプトテック)といった台湾のLEDメーカーは、スマートフォンやノートパソコンにおける関連商機獲得に向けて全力を挙げている。既に顧客にサンプル送付を行って認証テストを受けており、来年上半期にも量産に入る見通しとなっている。11日付電子時報が報じた。

 モバイル決済が急速に普及し、端末の安全性が重要度を増す中、指紋や虹彩を利用した生体認証技術が注目を集めている。

 中でも虹彩認証は模倣が難しく、またカメラモジュールへの内蔵コストの増加も限られること、さらにウィンドウズ10がサポートしたことから、今後は多くのスマホ、ノートPCブランドでの採用が増えると予想される。

 こうした中、オプトテックは既にスマホ用虹彩認証関連で日本向けに赤外線LEDの供給を行った経験を持ち、最近では台湾や韓国のカメラモジュールメーカー向けにも相次いでサンプル送付を行っている。