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鴻海11月売上高が過去最高に、受注分散化が奏功【図】


ニュース 電子 作成日:2015年12月11日_記事番号:T00060919

鴻海11月売上高が過去最高に、受注分散化が奏功【図】

 鴻海精密工業が10日発表した11月連結売上高は前月比2.8%増、前年同月比0.5%増の5,175億1,900万台湾元(約1兆9,200億円)で、単月の過去最高となった。アップルのスマートフォン「iPhone6s」の売れ行きが予測を下回ったものの、鴻海はアップルからiPhone6s、iPhone6sプラスだけでなく、「iPad」やテレビ接続端末「アップルTV」など複数の製品の組み立てを手掛けており、受注を分散させていることが奏功した。11日付経済日報が報じた。

 

 鴻海は11月は消費者向け電子製品、パソコンが好調で、通信製品は前月から横ばいだったと説明した。

 証券会社は、同社の第4四半期売上高は顧客の在庫調達増によって前期比3割増の1兆4,000億~1兆5,000億元に、今年通年では前年比6~10%増で過去最高の4兆5,000億元に上ると予測した。通年純利益は1,450億元で前年比2桁増を見込む。