ニュース 公益 作成日:2015年12月14日_記事番号:T00060928
台湾電力(TPC)は11日、行政院原子能(原子力)委員会(原能会)で開かれた第4原子力発電所(新北市貢寮区)の安全監督委員会で、同原発の原子炉凍結をめぐり、原子炉を設計した米ゼネラル・エレクトリック(GE)がこのほど、契約履行問題で香港国際仲裁センターに仲裁を申し立てたことを明らかにした。12日付聯合報が伝えた。
両社の対立は、第4原発の工事代金とその支払い時期に関するものだ。TPCは「仲裁結果が第4原発の原子炉凍結技術に影響を与えることはない。仲裁結果を踏まえ、提訴するかどうか決めたい」と説明した。
委員会では出席委員から第4原発に関するシステム報告が提出されない理由について質問が出て、TPCの蔡富豊副総経理は「GEとの合意に至らず、相手方が資料提出に応じていないためだ」と説明した。
TPCの林徳福・専門総工程師は「GEの仲裁は第4原発の凍結とは関係ない。双方は契約履行をめぐり多くの項目で交渉が成立せず、やむを得ず仲裁手続きに入ったものだ」と述べた。
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