ニュース 建設 作成日:2015年12月14日_記事番号:T00060936
生命保険大手の新光人寿保険は11日、台北市信義計画区の新光三越百貨・台北信義新天地A8館の売却入札で、富邦人寿保険が落札者に決まったと発表した。落札価格は270億3,390万台湾元(約990億円)。14日付工商時報などが伝えた。
富邦人寿は、新光三越にA8区画を貸し出しており、賃料収入も良いと評価した(11日=中央社)
落札価格は台湾の不動産売買で過去最高額で、新光人寿は78億元の売却益を計上する。富邦人寿は年内にも支払いを終える。
A8館は今年10月にも最低制限価格280億元で売却入札が行われたが、応札ゼロで不調に終わった。その後、金融監督管理委員会(金管会)が生命保険会社による不動産投資の最低利回りを年2.805%から2.555%に引き下げた結果、今回の入札では富邦人寿が単独で応札し、落札が決まった。
富邦人寿は周辺のA11区画、A10区画を保有しているため、今後の相乗効果が期待される。
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