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頂新集団の無罪判決、政府が見直し呼び掛け


ニュース 食品 作成日:2015年12月14日_記事番号:T00060939

頂新集団の無罪判決、政府が見直し呼び掛け

 頂新国際集団の不正食用油事件の関係者に対する一審の無罪判決に関し、行政院は11日記者会見で、頂新製油の原料調達先が飼料メーカーで、原料に問題があると指摘。法務部の謝栄盛次長は、二審では十分な証拠を提供し、判決の見直しを求めると述べた。12日付工商時報などが報じた。


謝法務部次長(左1)、孫行政院報道官(左2)らは11日、悪徳業者の「黒心食品」一掃に向け行動すると表明した(行政院リリースより)

 一部消費者が頂新集団傘下、味全食品工業の牛乳「林鳳営」を購入後すぐに返品する抗議運動を繰り広げ、是非が議論される中、行政院の孫立群報道官は、消費者には選択の自由があり、売り場も各自が販売上のルールを定めていると指摘し、尊重する立場を示した。

 12日には台北市で、食品の安全を求めるデモ行進が行われ、行政院などに陳情書が手渡された。主催者によると延べ3,000人以上、台北市政府警察局中正第一分局によると、ピーク時で1,000人余りが参加した。